1. シンプルに考えよう
2006年03月28日
「保険に入ろう!」・・・
結婚したり、子供ができたり、あるいは知り合いから勧められて・・・などなど、きっかけは何にしてもそう考える時があります。
でも保険には、いろいろな種類の保障のほかに、掛け捨て型や貯蓄型、その組み合わせなど、考えなければならない要素がたくさんあります。
また、いろいろな保険を見て、「保険料が○○円なら掛け捨てよりも貯蓄型の方が得だな」などと考えたり、「あっちの会社よりこっちの会社の方が同じ内容で保険料が〇〇円安いな」などと考えたり。
しかし、たくさんの要素を一度に考えるとかえって分かりづらくなり、結局は勧められるままに入ってしまったり、面倒になって入るのを辞めてしまったり、なんていうことになっていないでしょうか?
まずは、簡単に、シンプルに考えていきましょう。
何のための保険か
では、あなたはどうして保険に加入する必要があるのでしょうか?
基本的には、あなたに“もしも”のことがおきた時、家族がこまらないように・・・
という思いからですよね。
そこで、“保険料”というコストを出しても、いざという時現在と変わらず生活していけるだけのお金を確保するために、保険に入るわけです。
そして同じ様に考える人たちがそれぞれコストを出し合い、誰かに“もしも”のことがおきたらそのお金を支払う、そういうシステムが保険なのです。
“もしも”とは、亡くなる、あるいは病気やケガをする・・・ということです。
そして、“現在と変わらず生活していける”ということは、つまりあなたが将来にわたって働いたとして、それまでに得る所得分を確保する・・・ということです。
とてもシンプルに保険というものを考えると、以上のようになります。
これではっきりする事は、保険というものは“貯蓄”では無く、原則として“掛け捨て”が当たり前なわけです。
保険は何かあったときに備えだということ
「もしものこと」があった場合いくら必要なのか
この二つのことを、まず前提として初めに頭に入れておいてください。