「生命保険の月」の由来
2006年03月28日
「生命保険の月」始まりの歴史
昭和22年11月、生命保険協会に連合国総司令部保険担当官J・P・ロイストンから「昭和22年11月をもって「生命保険の月」として、生命保険の奨励運動を展開してはどうか」という提案がありました。
その後、生命保険協会は、同年9月の役員会において、全生保再建記念としてふさわしい行事であるとしてこれを受け入れ、最初の生命保険の月特別運動を実施しました。これが「生命保険の月」の始まりであるといわれています。
この運動は、その後今日に至るまで年中行事として毎年11月に行われ、生命保険の普及宣伝に大きな役割を果たしています。
「生命保険の月」を盛り上げる『生命保険エッセイコンテスト』
なかでも生命保険協会が「生命保険の月」キャンペーンの一環として毎年実施している『生命保険エッセイコンテスト』には、心温まるエッセイが数多く寄せられ、「生命保険の月」を盛り上げています。
私はこのエッセイが大好きで、毎年注文しては熟読し、感動していました。
生命保険の月の本来的な意義
生保月は「業界オリンピック」と言われているのですが、本来的には、保険の内容をしっかりと消費者のみなさまにお伝えする大運動なのですね。
よく「キャンペーン月だからお願い・・」とか言われることがあるのですが、別にキャンペーン月だからお願いされて生命保険に加入する理由はありませんよね。
単に唐突な依頼・お願いで生命保険に加入あるのではなくて、それは今まで以上に、保険の中身をしっかりとお客様にお伝えする、あるいはお客様の視点からは、ご自身の為生命保険によりご理解をいただく、その推進月間だと私は考えていました。
しかし実際は・・・・
営業数字が先行する怖さ
数字が先行してしまう世の中は怖いものです・・・
上述の話とは全くかけ離れて、お客様にとって無意味な保険獲得合戦だと言っても過言ではない世界が展開されていました。
はっきり言って、保険会社の罪は重いといえます。
セールスマンを良く教育しないで、しかもご説明のような本来的な意義での動機付けも行わず、ただ単に売上げだけを伸ばすような恐ろしい雰囲気、命までも奪わんぞというような上司の怒号。
今思い出しても腹が立ちます。
自分と同じように、保険会社のいい加減さが嫌で、生保業界から離れた人間を何人も知っています。
素晴らしい人間も業界にはおりましたが、知っている限り少なくなってしまいました。
寂しいことです・・
強いセールスに惑わされず、本当に必要な保険、自分のライフスタイルにぴったりな保険を選びましょう!
勧められるままに加入しても、万が一のときに保険金を支払うのは保険会社であり、勧めた人はいないかも知れません。・・・