金融危機のあおりで失われた富 世界の損失額トップ20
2008年12月02日
大富豪たちの恐るべき損失額
この急激な金融不安がどこまで広がるのか、実態経済にどこまで影響を与えるのか、とてつもない不安を抱える中であり、雇用情勢も大きく心配されます。
そんな中、アメリカの「THE BUSINESS SHEET」誌が、「世界の富豪 損失額ランキングトップ20」を発表しました。
その数字を見て、びっくり仰天しましたので、備忘代わりに、下記に記事を引用させていただきます。
なんという富が失われたのでしょう・・・
アニル・アンバニ氏なんかは、3.1兆円が飛んでしまったようですから、本当にびっくりします。
我々庶民では想像もつかないような、恐るべき額です。
社会保障給付費89.1兆円で前年比1.5%の伸び
2008年11月19日
社会保障給費の伸びは当然の帰結だが・・
2006年度の社会保障給費が判明し、89.1兆円、対前年1.5%アップだったそうだ。
前から社会保障費は、これからの世の中で大いに伸びる項目と言われていただけに、当然なのだが、世の中の仕組みが追いついていないところに、寒さを感じるのは自分だけだろうか?
ちなみに、2008年7-9月期実質GDPは前期比‐0.1%、2期連続マイナス成長だったのは記憶に新しい。
4-6月期GDPも前期比マイナス0.9%だったため、2四半期連続のマイナス成長となり、2001年4─6月期から10─12月期までの3四半期連続マイナス成長以来の長さとなっている。
01年はIT(情報技術)バブル崩壊などで世界経済が停滞した時期に当たる。
統計にタイムラグがあるので、一様に述べられないところもあるが、経済成長はマイナス成長なのに、社会保障給付は伸び続けるということだ。
金融市場が壊れてきた!
2008年10月27日
為替・株の金融市場が壊れてきた!
金融市場に詳しい先輩よりメールをいただいた。
悲観的な考えに強い先輩であるが、その方でさえも呆れるような凄まじい展開で、まったく今後の状況に予断を許さない。
予想以上のペースで急激過ぎるこの展開!!どうなってしまうのか!!
アリコ買収が混迷を深めそうな気配に
2008年10月14日
「1兆円は高い買い物」 アリコ買収ためらう
先週は株価が大いに下げ、冷や冷やしましたが、今日は東証の終値が1171円高と大きく反発し、やれやれです。
そんな中、日本生保大手社がアリコ買収をためらっているようですね。アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が売却を決めたアリコ・ジャパンの買収が難航しそうなニュースがJ-CASTニュースで発表されていました。
(http://www.j-cast.com/2008/10/14028492.html)
事実上の国有化となったAIGが日本で事業を展開する、アリコやAIGスター生命、AIGエジソン生命の保険料収入は3社合わせて、なんと2兆円強と、国内大手に匹敵します。
2007年度で見ると、日本生命が4.9兆円、第一生命が3兆円、明治安田生命2.6兆円、住友生命2.5兆円、当のアリコが1.5兆円、アフラック1.2兆円と続いています。
アリコ・ジャパンは知名度が抜群で、食指を伸ばす国内外の保険大手は少なくないとされています。
ところが、「高い買い物になり兼ねない」、場合によっては「誰も手を挙げないかもしれない」とささやかれ始めているようです。
大和生命保険が破綻 次もあるのか金融機関破綻
2008年10月10日
ついにサブプライム問題が日本の金融機関にも波及した
密かに予想するところがありましたが、本日「大和生命保険」が破綻しました。
ついにサブプライム問題が日本の金融機関をも直撃し、表面化した結果と言えます。
「大和生命保険」は支払い余力などは健全とされており、破綻はとても唐突な感じを受けましたが、いかがなものでしょう。
しかも本日の株価(日経平均株価)の終値は前日比881円06銭安の8276円43円で、下落率は9・62%に達し、8日の9・38%を上回り、過去3番目の大幅な下げとなった模様です。
株価は大和生命保険の破綻の影響が大いにあったと見るべきでしょう。
やばいですね、本当にやばいです。
AIGは公的管理下で再建することに
2008年09月17日
AIGにFRBと米連銀が約9兆円融資
本日の朝一番のエントリーで、「 次はAIGなのか? アリコHPにアクセス殺到 」 とコメントしましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)とニューヨーク連銀は16日、経営危機に陥っていた米保険大手AIGに対して最大850億ドル(約9兆円)を融資する方針を決めたようです。
期間は2年ということで少し安堵しました。
融資と引き換えに、米政府がAIG株式の79.9%を取得する権利を確保し、公的管理下に置いて経営再建を支援するようです。
AIGの資産を事実上の担保とすることで納税者の利益を守る決断をしたようですね。
保険契約は保護される見通しであり、契約者にとってはやれやれですが、AIGの株価が随分と下げていますので、余談を許さない状況はまだ続くでしょう。
サブプライムローン問題に伴う金融危機は、米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻に続き、AIGも政府が管理下に置いて救済するという深刻な事態に発展しました。
次はAIGなのか? アリコHPにアクセス殺到
2008年09月17日
アリコジャパン・ホームページにアクセスが殺到!!
一昨日は衝撃のリーマン・ブラザーズの破綻発表でしたが、昨日は米保険最大手のAIGに経営危機が表面化し、日本支社の各生保・損保に問い合わせが相次いだそうですね。
アリコジャパンのホームページは、アクセスが殺到し、つながらない状態になったといいます。
AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の経営危機が報じられた2008年9月15日ぐらいからつながりにくくなったようです。
16日午後には、「アクセスが集中し、サーバにつながりにくい状態となっております」
との表示が表れるようになったようです。
アリコでは、「日本支社は、支払い余力の基準を満たしており、ご心配には及びません」と説明しているようです。
自分は今、アリコの契約が無いので、その様子を直接確認することができませんが、容易にその混乱する状況が想像されます。
なんと「リーマン・ブラザーズ」が破綻した!
2008年09月15日
なんと言うことだろう・・
今ネットのニュースを見て、リーマン・ブラザーズ破綻の報に接し、愕然とした。
アメリカの金融機関はとことん痛み切っている・・
リーマン・ブラザーズがやばいようなニュースは流れていたけど、まさかアメリカで証券第4位の地位を誇っていたリーマン・ブラザーズが破綻してしまうとは、本当に驚いた。
サブプライム問題は、とてつもなく根が深く、大きなダメージ、それも瀕死に追いやるようなダメージを与えている。
08年04月から大きく変わる「医療」 ガソリンだけでは無かった
2008年03月30日
08年04月から医療が大きく変わるのをご存知でしょうか?
大きく変わるところの概略をピックアップしましたので、どうぞご確認下さい。
また、揮発油(ガソリン)税などの暫定税率が3月末で期限切れとなるのを受け、出光興産、ジャパンエナジー、コスモ石油の石油元売り3社が、4月1日以降に出荷するガソリンの卸値を1リットル当たり22~23円値下げする方針を明らかにしました。
08年04月 変更になる医療制度の概略は次の通りです。
保険営業が「固定給」になることについての考察
2008年01月20日
明治安田生命が生保営業職を「固定給」に
明治安田生命保険が保険を販売する営業職員の給与制度を見直すことが発表されました。
現在の月7万円弱の固定的な給与を、月17万円に引き上げるということです。
ただし入社5年目までは月1件、入社6年目以上なら月2件の契約獲得などが条件だと書かれてました。
これは凄い英断だと思います。
東京海上日動の商品改定は効果が高いか?
2008年01月14日
東京海上日動火災保険が、商品の抜本的改定を行うとのリリースがありました。
従来の複雑な約款を、共通項目はすべて集約し、共通項目と個別の約款事項として再構築するというものですが、簡素化した分かりやすい商品というコンセプトのようです。
冷たいようですが、どうなんでしょう?・・
銀行の窓販全面解禁を契機に生保の整理
2007年12月22日
保険の窓販がついに全面解禁となりました。たいへん興味深い話題です。
これを契機に生命保険の考え方で記述したものをもう一度ピックアップしてみました。
興味のある方は参考になさっていただきたいと存じます。
次のリンクを辿って、各個別の記事をご覧いただければ幸いです。
ねんきん特別便のチェックを怠らずに!
2007年12月17日
さんざん巷を騒がせた年金記録の空白問題ですが、その対策となりえる「ねんきん特別便」がついに発送される運びとなりました。
ねんきん特別便は、以前はねんきん定期便」という文言で決まっていました。
ねんきん定期便については以下を参照下さい。
(クリック) → ねんきん定期便について
自分の年金、自分の財産は自身で守るしかないので、送られてきた加入記録はぜひとも細々と確実にチェックしましょう!
これで漏れてしまっても、自分たちはちゃんと記録を送っているとされてしまいますよ。
サブプライムローン問題とアメリカ住宅事情を考える
2007年09月30日
サブプライムローン問題の混乱は一応小康を保っているかのようですが、今後、世界のどこの市場に飛び火しないとも限りません。
ちょっと気になったので、この問題の背景になっている米国の住宅ローンの事情について調べてみました。
代理店と保険会社との関係とは
2007年06月14日
損害保険代理店は、商法第46条に定められた 「代理商」 であって、決して保険会社の社員や従業員ではありません。
代理店はその所属する保険会社との契約に基づく保険種目について、自ら契約締結権を持っています。
このことは、代理店は 「保険募集の公正を確保し、契約者の保護を図る」 という責任を自ら持っていることを意味します。
代理店というのは保険業法に定められた登録事業ですから、その不適切な業務によって登録が抹消されることもあり得ます。
損害保険商品の契約確認書に対する考察
2007年06月07日
保険の契約確認書取り扱いの背景
各種保険金の不払い問題に端を発した金融庁による厳しい監督によって、すべての保険会社が保険業法に基づく行政処分を受けることを恐れて、過去一年余、必死でその対応に取り組んで来ました。
すでに行政処分を受けた保険会社もあり、これから受ける可能性のある保険会社も多いものと予測されます。
熟年離婚 来春から急増!?
2006年11月14日
「年金分割」開始 妻たち熱視線
離婚した場合に夫の厚生年金を妻に分ける「年金分割」が、来年4月から導入される。
この制度が始まってから離婚しようと考えている「年金分割待ち」の妻が少なくないと見られ、来春以降、妻に“三下り半”を突きつけられる熟年男性が増える可能性がある。
ねんきん定期便
2006年11月10日
ライフプランを考えるとき、公的年金の受給額がいくらになるかということは基本的かつ、前提条件となるものです。
受給額に関する情報提供に関しては、ようやく提供できる体制が整ってきました。
年金受給開始時期が近づくと、社会保険庁から「年金加入記録のお知らせ」が届きます。
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