ポータビリティ ~わかる401k制度 7~
2006年3月28日
ポータビリティとは
ポータビリティとは確定拠出年金の加入者が離転職時に、離転職先の制度等へ年金資産の移換が可能な仕組みのことです。
従来の確定給付型年金の仕組みとは異なり、401kの資産は個人毎に管理され、容易に区分することができるため、持ち運びに適しているのです。
例えば、離転職には様々なパターンが考えられ、それぞれによって移換の可否や移換先が異なります。いくつか例を挙げて考えてみましょう。
◆移換の申し出が必要となります。
|
|
拠出限度額 |
|
|
拠出限度額 |
|
|
業 型 年 金 加 入 者 |
または 36,000円 (※2) |
企業型年金導入企業 |
転職先企業の企業型年金 (転職前の企業に勤続3年以上であれば全額移換可能) |
または 36,000円 (※2) |
|
|
企業型年金未導入で 厚生年金基金または税制適格年金がある企業 |
個人型年金に移換し、資産運用指図のみ継続 |
|
|||
|
企業型年金未導入で 厚生年金基金または税制適格年金がない企業 |
個人型年金に移換 (転職前の企業に勤続3年以上であれば全額移換可能) |
|
|||
|
自営業者 (国民年金第1号被保険者) |
個人型年金に移換 |
|
|||
|
人 型 年 金 加 入 者 (※1) |
(※1) |
企業型年金導入企業 |
転職先企業の企業型年金に移換 (全額移換可能) |
または 36,000円 (※2) |
|
|
企業型年金未導入で 厚生年金基金または税制適格年金がある企業 |
個人型年金でそのまま運用 |
|
|||
|
企業型年金未導入で 厚生年金基金または税制適格年金がない企業 |
|
||||
|
自営業者 (国民年金第1号被保険者) |
|
||||
※1...個人型年金加入者のうち企業従業員の場合に限定した場合を考えています。
※2...厚生年金基金または税制適格年金がある企業の場合:18,000円、厚生年金基金または適格退職年金がない企業の場合:36,000円となります。
◎途中での脱退について
401kは原則として60歳になるまで年金資産の引出が認められていません。
ただし例外として、加入3年以下で加入資格を失った場合、ある一定の条件を満たせば「脱退一時金」として資産を払い戻すことが可能です。
